〒651-1401 兵庫県神戸市北区有馬町1685-1 

  1. 妙見寺とは

妙見寺とは

「今を生きること」を伝える祈りの場

妙見寺は日蓮宗のお寺として多くの方にお参り頂いています。

阪神大震災にも見舞われましたが、多くの方々の支援で立て直すことができました。

今も、有馬の街並みを見下ろす落葉山から、社会全体の幸せを祈り、見守り続けています。



有馬で一番静かなお寺

有馬温泉の周りには有馬三山と呼ばれる湯槽谷山、灰形山、落葉山があります。その落葉山の頂上に妙見寺はあります。

有馬温泉バスターミナルから30分ほど歩いた静かな場所にあり、鳥の声を聞きながら有馬の街並みを見下ろす絶景スポットです。特に秋の紅葉の時期は赤、黄、様々な色が映え楽しませてくれます。ハイキングコースとして訪れる方もおられ、自然の中でゆったりとした時間を過ごすことができます。



阪神大震災で被災するも寄付で立て直し

1995年阪神大震災で被災し、蔵と休憩所は瓦屋根の重さに耐えきれず倒壊しましたが、本堂は残りました。

境内の石畳が剥がれたり、灯篭が倒れたり、震災の影響を受けましたが、たくさんの方の寄付で立て直し、多くの方にお参りいただいています。



大阪から1時間のリトリート

有馬温泉は、枕草子の三名泉にも数えられた歴史が古い温泉です。

天下統一を成しえた豊臣秀吉もたびたび有馬温泉を訪問し、慶長伏見地震で泉源の温度が急上昇した際は改修工事も行っています。


有馬温泉は大阪梅田から高速バスで1時間。

古の時代から親しまれ、湯治効果を実感されてきた有馬温泉は、日常生活から離れてリフレッシュするのに適しています。



今を生きることを伝える日蓮宗

妙見寺は日蓮宗に属しています。

日蓮宗は自然災害や争乱などが相次ぎ混乱を極めた鎌倉時代に日蓮聖人が広めました。人々の苦しみを取り除き、社会全体が幸せになるように願った日蓮聖人は、来世ではなく""今を生きる""ことの大切さを説き、幾多の困難に見舞われながらも、お釈迦さまの教えを日本全国に広めていきました。

「今を生きる」ことの大切さを改めて考えることは、現代にも通じます。

妙見寺は、お参り下さる方々が「今を生きること」を見つめる場になりたいと考えています。